
7月に2.5リッターガソリンエンジン搭載の3モデルが発売となりました。
そして、いよいよ9月14日にフォレスター初となるハイブリットシステム搭載の「e-BOXER」搭載のフォレスターAdvanceが発売されました。
さて、今回は新型フォレスターの外寸に注目したいと思います。
まず、日頃の使い勝手、特に「機械式駐車場」に駐車できるのか。
また、純正外装パーツにどのようなラインナップがあるかを見ていきます。
目次
新型フォレスターの外寸
まずは、新型フォレスターの外寸から見ていきます。
先代フォレスター | 新型フォレスター | 先代との比較 | |
全長 | 4,610㎜ | 4,625㎜ | +15㎜ |
全幅 | 1,795㎜ | 1,815㎜ | +20㎜ |
全高 | 1,715㎜ | 1,730㎜ | +15㎜ |
ホイールベース | 2,640㎜ | 2,670㎜ | +30㎜ |
車両重量 | 1,460㎏~1,610㎏ | 1,520㎏~1,640㎏ | +30㎏~
+60㎏ |
先代フォレスターより、サイズアップされているのはわかりますが、見た目にはわかりません。
先代フォレスターのサイズ感がわかる方には、ほぼそのままのサイズ感と考えていただいて問題ありません。
しかし、この若干のサイズアップが実際の機械式駐車場ではどのように影響するのでしょうか。
また、新型フォレスターの最低地上高は220㎜となっています。
スバルフォレスターの機械式駐車場と、注意点
機械式駐車場とは、駐車場自体がビルの中にあり、そのビル内にあるパレットというものに車を乗せます。
そして、そのパレットが車を乗せたまま動くことで、ビル内の空間を効率よく使用し、車を収納していきます。
空間の利用方法は機械式駐車場でも様々あり、メリーゴーランドのようにビル内をパレットが回る「垂直型循環方式」や、エレベーターで上下し、空いている空間に車を前後左右に収納する「エレベーター方式」など、まるで、パズルのように車を収納していきます。
また、マンションの駐車場で見かける上下2段になっている駐車場を見かけますが、これも、機械式駐車場になります。
機械式駐車場には、必ず車両制限があり、車両制限を超えると安全に駐車することができなくなってしまいます。
新型フォレスターのサイズは上記にまとめてありますが、実際に「全長」「全高」「全幅」「車両重量」「ホイールベース」の意味をご存知でしょうか。
ここでおさらいします。
車のサイズは実際はどこを図っているのか?
・全長:付属品を含まない車両の長さ(バックカメラなどは附属品になります)
・全高:附属品を含まない車両の高さ(アンテナが収納できるタイプは収納した高さになります)
・全幅:定義として、ドアミラーを除いて一番広いところになります
・車両重量:車両重量+ガソリン満タン+オイル・冷却水(規定量)を含めた重さになります。
・ホイールベース:車を真横から見て前輪の中心から後輪の中心までの長さです。
以上が、車検証やカタログに記載されている、車のサイズになります。
何度も出てきますが、付属品を取り付けた場合などは注意が必要です。
フォレスターの場合、アウトドアに出かけることが多く、よく取り付けるのがルーフキャリーではないでしょうか。
例えば、スノーボードなどを乗せるためのルーフキャリアなどを取り付ける際は、付けた後の高さを注意しなければなりません。
次に機械式駐車場に入庫する際のよくある事故例と、注意点を見ていきます。
機械式駐車場に入庫する際の注意点
新型フォレスターだけではありませんが、機械式駐車場に入庫する際の注意点を見ていきます。
最大の注意点!高さ制限が圧倒的に多いのが1,570㎜
機械式駐車場の高さ制限で圧倒的に多いのが”1,570㎜”です。
新型フォレスターはというと・・1,730㎜と入りません。
最近では「ハイルーフ対応」が登場しているので、街中ならばハイルーフ対応を探すことができます。
しかし、現在住んでいるマンションの駐車場が機械式駐車場で高さ制限が1,570㎜ならば新型フォレスターをあきらめるか、別の駐車場を探さなければなりません。
機械式駐車場のサイズは曖昧である
機械式駐車場には、必ず入庫できる車のサイズが記載されています。
しかし、入庫できるサイズが記載されていても、ある程度余裕があります。
ある程度の余裕は、メーカーによって違うので、ここでは「何㎜」と答えることはできません。
余裕をもって作られている理由は様々ですが、大きな理由の一つに、「車を移動する際の揺れ」があります。
車をパレットに乗せ移動するのですが、移動する際、車が前後左右にサスペンションの分、揺れてしまうので、カツカツで車庫内を作ってしまうとどこかが当たってしまいます。
「なんだ、余裕があるならいいのでは?」と思いますが、注意が必要なのが”パレット”の部分です。
パレットはタイヤが進む部分が凹んでいるのですが、ココの凹み部分がタイヤと合わない可能性があるのです。
特にタイヤの扁平率が低いタイヤを装着している人は、ホイルがガリッとなる場合があるので注意が必要です。
フォレスターの場合、扁平率が高いのでタイヤに擦り傷が付くぐらいですが、タイヤにも傷を付けたくない場合は、注意しましょう。
車高の低い車
車高(最低地上高)をワザと低くしている車も注意が必要です。
パレットの凹み部分の段差はメーカーによって様々です。
また、製造が古いパレットほど凹みの段差が大きい場合が多く、最悪の場合、底が引っかかります。
しかし、フォレスターは最低地上高が220㎜もありますので、この問題もフォレスターには関係ありません。
新型フォレスターの純正外装パーツ一覧
・フロントグリル(メッキ/ピアノブラック)
フォレスターの純正の顔が大きく変わります。メッキはツーリング・プレミアム・アドバンス。
ピアノブラックはX-BREAK。
価格は41,580円(税込)
・LEDアクセサリーライナー
スバル車の純正パーツの顔となっています。
点灯時だけではなく、消灯時も魅力的なパーツです。
価格は55,080円・ツーリングは68,040円(税込)
・ドアミラーセット(クロームメッキ/ブラックメッキ)
あなたのフォレスターに少しアクセントを加えませんか?他の方より少し違いをつけたい方におススメ。
価格は29,160円(税込)
・リヤバンパーパネル
ワイルドな後ろ姿を、もっと大きく見せてくれます。
ただ、プロテクターではありません。
価格は43,740円(税込)
・ドアガーニッシュ
フォレスターのサイドボディにアクセントを加えませんか。
価格は69,120円(税込)
・サンルーフバイザー
サンルーフは光の取入れにも大活躍。
そしてタバコを吸う人にも人気があります。
バイザーをつければ雨の日もサンルーフを開けることができます。
価格は20,520円(税込)
・ホイールデカールレッドオレンジ
X-BREAKのアクセントと同じ色調をあしらったホイール。
しかも、6つあるオレンジの色調の中にX-BREAKのロゴも描かれています。
X-BREAKを購入するならこだわりたいところですね。
価格は20,520円(税込)
・スプラッシュボード
フォレスターのボディを泥水や石から守ります。
価格は24,840円(税込)
・ドアバイザー
光輝モール付きと無しの準備がありますが、有がプレミアム・アドバイス用、無しがツーリング、X-BREAK用になります。
雨のドライブもウィンドウを少し開け、外の空気を取り入れることができます。
価格は光輝モール付き33,480円 無し24,840円(税込)
・LEDフォグランプ
補助灯として役立つフォグランプ。
幅広く照らすことができます。
価格はクリアが32,400円。
イエローが36,720円ともに(税込)
スバルフォレスターの外寸や機械式駐車場のまとめ
フォレスターの外寸が良くわかりました。
そして、機械式駐車場に入るのか入らないのかもわかりました。
残念ながら、機械式駐車場のほとんどが高さ制限があり、その高さは1,570㎜であり新型フォレスターは入りません。
ハイルーフ用の機械式駐車場もあるにはありますが、少ないのが現状です。
しかし、ハイルーフな車が増えているので、これから増えることを期待しましょう。