
2018年にフルモデルチェンジをはたしたスバル・フォレスター。
マイルドハイブリッドの導入や、スバル初の安全支援技術「ドライバーモニタリングシステム」など、走りだけでなく、装備面でもさらにパワーアップして充実していますね。
そんなフォレスターなら、ガンガン遠くに出かけたくなる。
そうなると、荷室容量などのサイズや使い勝手も気になってきますね。
このページでは、新型スバル・フォレスターの後部座席やラゲッジスペースをチェックしてみました。
車内泊にも対応できるのか気になるところです。
目次
【スバル・フォレスター】の後部座席をチェック

出典:https://www.subaru.jp
サイズやゆとりは?
まずは後部座席の快適性をチェックしてみましょう。
先代モデルのフォレスターでは、リアシートの評判は今ひとつと言った感じでした。
そのため今回のモデルチェンジでは、新型プラットフォームや様々な改良をおこない、後部座席や足元のスペースにゆとりができています。
とくに足元は、シート位置が先代フォレスターにくらべて後ろにさがった設計になっているため余裕ができて広々していると好評です。
ファミリーでの仕様も多そうなフォレスターですので、後部座席にゆとりがあると、乗降性もよくなり安心ですね。
また後部座席の背もたれにはリクライニング機能を装備しています。
背もたれのリクライニング機能を持っているのはこのクラスではめずらしく、足元の広さを考えるとクラストップレベルの後部座席になっているといってもよいのではないでしょうか。
リクライニングしたときのヘッドクリアランスも十分確保されていて快適性もアップしているようですよ。
ネットなどの口コミをみても「足元にも余裕があって、後部座席自体もゆったりしている」という意見が多かったです。

出典:https://www.subaru.jp
機能面では…
今回のマイナーチェンジで、後部座席は機能面でもパワーアップ。
とくにセンターコンソール後部に設けられた「USB電源」や「後部座席用のシートヒーター」が標準装備されたのは嬉しいですね。

出典:https://www.subaru.jp
センターコンソールの後ろ、後部座席前に設置されたに設置された2つの「USB電源」。
とくに場所的にコードをつなげて、フロントからでも使用できるためとても実用的だと感じました。
タブレットも使用可能となっていますが、このあたりの出力は確かめてみたいところです…ちなみに定格5V/2.1A出力だそうです。
またフロントシート背面のポケットにはスマートフォンやタブレット端末などを収納出来るように工夫されていて、時代にあわせた使い勝手のよいアレンジがされています。
またフロントシートだけでなく、左右後部座席にもシートヒーターが装備されていますので、アウトドアなどで寒さが厳しいときなどには活躍しそうです。
これらの装備が、スタンダードモデルある「ツーリング(Touring)」にも標準装備されているのはさすがに驚きです。
「USB電源」の横のスイッチでON/OFFするだけですので、子どもでもそうさできそうです。
前のモデルよりも快適性・装備ともに大きく向上しているようですね。
新型フォレスターなら、後部座席でも楽しく快適に移動できそうです。
【スバル・フォレスター】ラゲッジスペース、荷室容量とどう変わった?

出典:https://www.subaru.jp
サイズは?
新型フォレスターのラゲッジスペースのサイズはこちら。
・荷室高…884mm
・開口部最大幅…1300mm
・荷室フロア長…908-1856mm
・荷室フロア幅…1100-1585mm
・積載容量…520L
新旧のフォレスターの積載容量をくらべると、
・新型フォレスター…520L(「アドバンス」は509L)
・先代フォレスター…505L
数値だけみてみても、先代フォレスターから荷室幅で27mm、奥行きで34mmほ大きくなっていて、荷室容量が15Lのプラスとなっています。
先代モデルも同クラスのSUVのなかでは大きなほうだったですが、さらに大きくなっています。
とくに注目したいのが、ラゲッジスペースの開口部分の広さ。
先代フォレスターが1166mmなのに対して、新型では1300mmの開口幅にチェンジ。
ゴルフバックを横積みで収納・積み下ろし可能なほどになっています。
これ意外に重要で、荷物の取り出しやすさがかなり違ってきます。
このクラスのライバル車のラゲッジスペースではもっとも大きな設計ですし、荷室高も一番高くなっています。
機能面では…
機能面では、スバル車に伝統的に採用されているイメージのラゲッジスペース下のサブトランク(床下収納)は私も使っていましたが、やっぱりあると便利。
冬に必須のチェーンなんかもラクラク収納できますよ。
またアクティブモデルとなる「Xブレイク」を選べば、ラゲッジフロアも撥水加工。
濡れた衣類や小物、雪のついたスノーボードなどをそのまま積めることができる。
泥汚れなどの掃除にも便利で、キャンプなどにもピッタリなので、アウトドア好きなかたなら外せない機能になります。
【スバル・フォレスター】での車中泊は?

出典:https://www.subaru.jp
新型フォレスターは走破性が高く、釣りや山登りなどアウトドアにどんどん行きたくなるので、気軽に車内泊ができると嬉しいですよね。
また、シンプルで実用性の高い内装も車内泊にはピッタリなSUVだとおもいます。
気になる新型フォレスターの車内泊の実用性ですが、ネット上であまり口コミは見当たらないものの、先代フォレスターでは沢山の実用例があります。
「ひとりで寝るだけなら問題がないが、ふたりだときつい。」
「後部座席を倒した場合、ラゲッジスペースの床とのつなぎ目に段差ができてしまう。」
など気になる意見もありましたが、皆さん専用のボードを作ったり、後部座席の足元スペースに荷物や台などを組み込んだりして車内泊を楽しんでいるようですね。
そう考えると、ラゲッジスペースが大幅に広がった新型フォレスターでも、十分車内泊も可能と言えますね。
新型フォレスターで車内泊をするなら…
新型フォレスターのラゲッジスペースは、2列目のシートを倒すと1547mm×1100mmのフルフラットになります。
後列シートを倒した時の、荷室フロア長は最大で1856mmとなっていますので、どうしても隙間ができる足元スペースをクッションなどで埋めることができれば、十分横になって眠れそうですね。
しかし、この手の車はあまり完全傾斜や段差がなくなる場合は少なく、新型フォレスターも荷室と倒した際のシート背面には多少の段差が出来ます。
この場合フロント側を頭にして、リヤゲートのほうに足を伸ばして寝るかたちにしたほうがよさそうですね。
段差対策のためには最低限「車内泊用のマット」は必要だと感じました。
さらに「サンシェードやカーテン」なんかも準備しておくと快適になると思います。
カーゴフックや電源ソケットも標準装備されていますので、意外と快適に過ごせるかもしれませんよ。
車内泊専用の冷蔵庫や炊飯器などを利用するなんていう強者もいました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ミドルサイズSUVとしては最大クラスのラゲッジスペースと、高くなった室内の高さを、さらには大きな開口部。
荷物を積んで遠出したり、車内泊を楽しんだりするのには問題ないのではないでしょうか?
後部座席の快適性もかなりグレードアップされていますので、アウトドアだけでなくファミリーでの移動にもよさそうですね。