
スバルのエース的存在のフォレスター。
他社のSUVは全体のシルエットが丸に近くなっていますが、2018年に夏に販売開始した第5代目のフォレスターは、程よい四角感を残し、アウトドア派の元気な印象が魅力的です。
本日は色に焦点を当ててフォレスターを見てみましょう。
スバル・フォレスターの魅力とカラーバリエーション
スバルは他社に比べて、デザインだけでなく、色もこだわりがあるように感じます。
4代目から登場した「ジャスパーグリーン・メタリック」は、ディーラーの間でも珍しいと話題になったほどでした。

出典:https://www.zaikei.co.jp/article/20180523/443485.html
2018年に夏に販売開始した第5代目のフォレスターは、下記の通り全9色。
ただし、クリスタルホワイト・パールとクリムゾンレッド・パールは有料色です。
・ホライゾンブルー・パール
・ダークブルー・パール
・ダークグレー・メタリック
・セピアブロンズ・メタリック
・ジャスパーグリーン・メタリック
・クリスタルブラック・シリカ
・アイスシルバー・メタリック
・クリスタルホワイト・パール(有料色)
・クリムゾンレッド・パール(有料色)
色については後ほど詳しく説明します。
まずは新型フォレスターの特徴について簡単に見ていきましょう。
他社と比較すると不具合もあまりなく安全性も高いと人気のスバル。
実はスバルは元航空機メーカーで、機械系に強い一面を持っています。
フォレスターはそんなスバルの良さを形にした、最先端のSUVと言えるでしょう。
スバルが誇る運転支援システム「アイサイト」。
「アイサイト」は、歩行者、車だけでなく、白線やブレーキランプなどの認識までできる精度を持っています。
実際に「アイサイト」搭載車は、搭載していない車に比べて事故率が80%以上も減少したというデータがあります。
安全性以外にも、車内のゆったりした空間は保ったまま、小回りが利くよう設計されている点や、停車時ブレーキペダルから足を離しても車が止まった姿勢を維持するオートビークルホールドなど、かゆいところに手が届く、最新の技術が散りばめられています。
また、チャイルドシートを取り付けた際の空間も競合他社に比べるとゆったりしている印象です。
結婚、出産などのライフイベントをきっかけに車の買い替えを余儀なくされることもありますが、フォレスターならば、夫婦水入らずのデートでも家族連れの旅行でも、ドライブの時間を快適に過ごしていただけるはずです。
今や4輪駆動も珍しくはないですが、スバルの4輪駆動は世界でもトップクラスの技術を誇ります。
オフロードを難なく進むその力強さは、外出時だけでなく、雪道を走る可能性がある地域の方にも味方をしてくれます。
色を選ぶとき、どうしても次に買い替えるときの下取り価格も気にする方が多いでしょう。
もちろん、高く下取りしてもらうに越したことはないので、それも大事な点ですが、安全性に富み、不具合も少なく、長く使える見込みが十分にある車なので、純粋に自分の目で見て一番かっこいいと感じた色を選ぶことも考えてみてください。
ずばりどんな色なの?人気カラートップ3の理由は何?
さて、フォレスターの総合的な魅力を踏まえた上で、色について詳しく見ていきましょう。

出典:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/724/071/html/04.jpg.html
各色について、言葉でできるだけ端的に表現してみました。
・ホライゾンブルー・パール
→少しシルバーに寄った青色。澄んだ青空の下を凛と進む印象。
・ダークブルー・パール
→大人の余裕を感じさせる紺色。上品さとアクティブさを併せ持つイメージ。
・ダークグレー・メタリック
→黒よりも鋼色というイメージ。黒のやんちゃさを程よく抑えたシックな印象。
・セピアブロンズ・メタリック
→チャコールグレーのようなイメージの色。おしゃれな印象。
・ジャスパーグリーン・メタリック
→深みのある緑色。カーキに近い。落ち着いた印象で、全体をやわらかい雰囲気に。
・クリスタルブラック・シリカ
→高級感がある。フォレスターのスポーティーな印象にぴったり。
・アイスシルバー・メタリック
→他社のシルバーよりも少し青みがかった色。シルバーだけど新しい印象。
・クリスタルホワイト・パール(有料色)
→パールが効いている綺麗な白色。定番色でありながらも、飽きにくく上品。
・クリムゾンレッド・パール(有料色)
→深めの赤色。フォレスターのスポーツカーとしての存在感をこれでもかとアピール。
フォレスターの1番人気の色は、「クリスタルホワイト・パール」。
色にあまりこだわりがない人も選びやすい色なので、多く販売されている側面もありますが、「クリスタルホワイト・パール」はパールがきれいに出ていて、新車としての存在感もあります。
濃い色は引き締まって見えますが、白色は逆に車体を大きく堂々と見せてくれることで、存在感を感じるのかもしれません。
「クリスタルホワイト・パール」の次に人気があるのは、「クリスタルブラック・シリカ」。
艶のある黒色でSUVのかっこよさを引き立てます。
白色がさわやかさを象徴するのとは逆に、黒はワイルドさを醸し出します。
程よい光沢によって高級感がプラスされ、年齢や性別を問わずかっこよく乗ることができます。
3番目に人気があるのは、「アイスシルバー・メタリック」です。
シルバーは古いイメージもありますが、フォレスターの「アイスシルバー・メタリック」は少し青よりのシルバーであることと、メタリックというだけあって艶やかさもあり、爽やかな印象さえ受けます。
また、スポーツカーと言えば赤のオープンカー、なんて印象を持っている方も少なくないですが、フォレスターの「クリムゾンレッド・パール」もスポーツカーのような躍動感を感じます。
パールが入っていることで、落ち着いた印象も残る赤色です。
傷が目立ちにくいのは白?黒?
新車で買ったら、やはりできるだけきれいに乗りたいですよね。
こすってもできるだけ目立たないようにやり過ごしたいと、誰もが考えるでしょう。
洋服の洗濯をイメージすると、白の方が汚れが目立ち、手入れが面倒くさい印象がありませんか?
車の場合、一番傷が目立つのは黒なのです。
ガソリンスタンドにある自動洗車機の種類によっては、洗車後に擦り傷が残ることもあるほどです。
細かな傷も気になってしまう人にとっては、黒は最も扱いにくい色と言えるかもしれません。
傷に加えて、水垢もそれなりに目立ちます。
一方、白は傷も水垢も目立ちにくいです。
グレー系は白よりもさらに傷が目立ちにくい色なので、手入れが最も楽な色と言えます。
小まめに洗車したり、磨いたりしないという方は、グレー系の色が良いかもしれませんね。
信じるべきは自分の目!
スバルのデザインは、おしゃれなヨーロッパの車に近いと言われています。
日本の車と並ぶとすっきりした印象があるかもしれませんが、ごてごてと装飾するというより、スマートに無駄なく、洗練されたデザインと言えます。
フォレスターはメータ回りもクールな印象を受けますし、外観もSUVの力強さは残しながらも、全体のシルエットは滑らかに見えます。
だからこそ、家族連れにも、大人のデートにも、そのかっこよさを発揮してくれるのです。
デザインとしてのかっこよさは十分にあるので、色も自分のカーライフを想像し、実際に自分の目のフィルターを通して見るべきです。
パールやメタリックの加工が施してあるフォレスターは、光の当たり具合でもその印象を変えます。
一般的に、車は特徴的な色だと飽きやすいという声も聞きますが、それはどの色でも同じこと。
自分の目で見て納得して選ぶからこそ、長く愛情を持って乗り続けることができるはずです。
少し時間をかけてでも、是非お気に入りの色を見つけてみてください。