
5回目のフルモデルチェンジで、大注目の新型スバル・フォレスター。
スバルファンの間でも、話題になっていますね。
購入を検討しているかたも多いのではないでしょうか?
新型フォレスターとライバル車の比較シリーズ。
今回は、「アウトバック」「フォレスター」「XV」のスバルSUV3兄弟の長男と次男。
新型フォレスターとレガシィ アウトバックを価格や大きさ、燃費などで比較していきます。
「フォレスター」と「レガシィ アウトバック」どちらがお好みですか?
目次
【スバル・フォレスター】VS【スバル・レガシィ アウトバック】を価格で比較!
スバル・フォレスターの新車価格

出典:https://www.subaru.jp
まずは注目の新型フォレスターのグレード構成・価格一覧をチェック!
【2.5Lガソリンモデル】
・ツーリング(Touring)…280万円
・プレミアム(Premium)…302万円
・X-ブレイク(X-BREAK)…291万円
【2.0Lハイブリッドモデル】
・アドバンス(Advance)…309万円
(※一万円未満切り捨て)
2.5Lガソリンエンジンモデルは基本グレードとなる「ツーリング」と、装備を充実させた「プレミアム」、アクティブなデザインとアイテムを装備する「X-ブレイク」の3種類。
9月に発売となる新パワーユニット「e-BOXER」を搭載したハイブリッドモデルの「アドバンス」も加わり、シンプルながらもバラエティに富んだラインナップになっていますね。
スバル・レガシィ アウトバックの新車価格

出典:https://www.subaru.jp
対するアウトバックのグレード構成・価格一覧はこちらです。
【2.5Lガソリンモデル】
・ベースグレード…329万円
・リミテッド(Limited)…356万円
(※一万円未満切り捨て)
エンジンは2.5Lガソリンのみ。
基本の「ベースグレード」と、18インチタイヤや高級感のある専用装備がプラスされた「リミテッド」の2つのグレードが用意されているアウトバック。
こちらもスバルらしいシンプルなラインナップですね。
2018年10月にはマイナーチェンジがあるとのことですが、ハイブリッドモデルが登場するのは次のフルモデルチェンジを待つ事になりそうです。
現時点では2019年にフルモデルチェンジされるという説が有力になっていますね。
価格比較!
スバルSUV3兄弟の長男と次男の価格比較。
ついでに末っ子の「XV」もくわえて、3兄弟の価格帯を見てみると、
・アウトバック…329万円~
・フォレスター…280万円~
・XV…213万円~
(※一万円未満切り捨て)
となっていて上手く住み分けがされているされて、価格帯がダブっていないのもスバルの真面目さを感じます。
スバルのフラッグシップモデルとなるアウトバックと、ミドルクラスSUVのフォレスターですが、ともに2.5L(DOHC)のガソリンエンジンとAWD(常時全輪駆動)を搭載。
今回のモデルチェンジで、パワーアップしたフォレスターですが、価格で見るとかなりお買い得な感じがします。
こうなると次はアウトバックのモデルチェンジも期待してしまいますね。
【スバル・フォレスター】VS【スバル・レガシィ アウトバック】を大きさで比較!
スバル・フォレスターのボディサイズ

出典:https://www.subaru.jp
・全長…4625mm
・全幅…1815mm
・全高…1715-1730mm
・ホイールベース…2670mm
・重量…1520-1640kg
・最小回転半径…5.4m
・室内長…2110mm
・室内幅…1545mm
・室内高…1270mm
・荷室高…884mm
・開口部最大幅…1300mm
・荷室フロア長…908-1856mm
・荷室フロア幅…1100-1585mm
・積載容量…520L
2007年のフルモデルチェンジによって、本格的なSUVスタイルに変化した「フォレスター」。
悪路走破性をステーションワゴンにプラスしたスタイルが大人気だったフォレスターが、車格をアップしクロスオーバーSUVとして進化した当時は、かなり話題になりました。
今回の新型フォレスターは、エンジンの排気量アップもあり、さらに大きくなりました。
しかし、最小回転半径なども小さく抑えられていて意外と取り回しやすいモデルとなっています。
スバル・レガシィ アウトバックのボディサイズ

出典:https://www.subaru.jp
・全長…4820mm
・全幅…1840mm
・全高…1605mm
・ホイールベース…2745mm
・重量…1570-1580kg
・最小回転半径…5.5m
・室内長…2030mm
・室内幅…1545mm
・室内高…1240mm
・荷室高…824mm
・開口部最大幅…1175mm
・荷室フロア長…1062-1974mm
・荷室フロア幅…1080mm
・積載容量…559L
ステーションワゴンのスポーティな走りに悪路走破性をプラスした、独特なスタイルを実現している「アウトバック」。
先代のレガシィランカスターから受け継がれた最低地上高をアップし、ステーションワゴンとSUVの中間的モデルとして受け継がれてきた、スバルがほこるフラッグシップモデルです。
ランカスターや初期フォレスターが生み出した「ワゴン+SUV」とスタイル。
それが今でもスバルのフラッグシップに受け継がれているというのも感慨深いですね。
ボディサイズ比較!
パワーユニットと駆動方式などに差があまりなくなった分、決定的な違いは両車のスタイルになりまね。
全長や全幅などはアウトバックが一回り大きくですが、室内の広さはあまり変わりません。
運転時の視点は新型フォレスターのほうが高く、最小回転半径もすこしだけ小さいので、取りまわしがしやすそうな印象はありますね。
逆に高速走行での安定感は、アウトバックに分がありそうです。
荷室部分はアウトバックのほうが広く、積載量は多いですが、新型フォレスターは荷室高がある分、荷物の取り出しなどがしやすいと思います。
【スバル・フォレスター】VS【スバル・アウトバック】を燃費で比較!
スバル・フォレスターの燃費

出典:https://www.subaru.jp
最後に、燃費の比較です。
新型フォレスターの燃費はこちら。
【JC08モード燃費】
・2.5Lガソリンエンジンモデル…14.6km
・2.0Lハイブリッドエンジンモデル…18.6km
【WLTCモード総合燃費】
・2.5Lガソリンエンジンモデル
WLTC総合:13.2km/L
市街地モード:9.6km/L
郊外モード:14.6km/L
高速道路モード:16.4km/L
・2.0Lハイブリッドエンジンモデル
WLTC総合:14.0km/L
市街地モード:11.2km/L
郊外モード:14.2km/L
高速道路モード:16.0km/L
ガソリンモデルが2018年の7月、ハイブリッドモデルが9月発売とあって実燃費の情報がありません。
実燃費にちかい言われるWLTCモード燃費の値ですが、都市部では電力でエンジンをアシストするハイブリッドモデルが優位。
郊外や高速走行では排気量で勝るガソリンモデルが優位な結果となっています。
こうやってみると、数値的にはガソリンモデルもハイブリッドも大差ないですね。
スバル・アウトバックの燃費

出典:https://www.subaru.jp
つづいて、アウトバックです。
【JC08モード燃費】
・2.5Lガソリンエンジンモデル…14.8km
新基準となるWLTCモードでの燃費発表されていませんが、口コミなどを調べるとおおよそ10~12km/Lという情報もありますが、このあたりは乗り方で大きくかわる数値ですが2.5Lエンジンですからこんなもんですかね。
ハイブリッドモデルの投入が待ち遠しいところです。
燃費比較!
新型フォレスター、アウトバック両車ともSUVでオールタイム4WDということを考えるとそれほど悪くない燃費と言えますね。
ガソリンモデルが同クラスですので、新型フォレスターの実燃費もアウトバックと同等になるのではと予想することもできます。
まとめ 「買うならどっち!?」
いかがだったでしょうか?
今回は、スバルSUVの長男と次男をくらべてみました。
カタログなどをみると、さすがにレガシィ・アウトバックはスバルのフラッグシップだけあって、装備などでは分がありそうですね。
しかし、ハイブリッドモデルの導入や先進安全装備、エンジン排気量のアップなどで、車格自体を上げてきた印象のある新型フォレスター。
選択するグレードによっては、アウトバックのライバル車としても、候補に入る存在なったと思います。
今回のモデルチェンジで、新型フォレスターは外観自体もアウトバックに似てきたという印象もしますね。
あなたの好みはどっちですか?