
なんとデビューから20年以上、2018年に5度目のフルモデルチェンジを迎えた人気のスバル・フォレスター。
コンパクトSUV人気もあって、日本だけでなく世界的にも注目を集めている今回のモデルチェンジですが、購入を考えているなら、ライバル車となる日産・エクストレイルも気になるのでないでしょうか?
人気ライバル車と、注目の新型フォレスターを比較するシリーズ第3弾。
このページでは、新型スバル・フォレスターと日産・エクストレイルの価格や大きさ、燃費などで比較しています。
「フォレスター」と「エクストレイル」どちらが欲しい?
目次
【スバル・フォレスター】VS【日産・エクストレイル】を価格で比較!
スバル・フォレスターの新車価格

出典:https://www.subaru.jp
新型フォレスターのグレード構成・価格一覧はこちら。
【2.5Lガソリンモデル】
・ツーリング(Touring)…280万円
・プレミアム(Premium)…302万円
・X-ブレイク(X-BREAK)…291万円
【2.0Lハイブリッドモデル】
・アドバンス(Advance)…309万円
(※一万円未満切り捨て)
エンジンは前モデルから500ccアップされた「2.5Lガソリン」と、スバル伝統の水平対向エンジンと電動技術をくみあわせたe-BOXER搭載の「2.0Lハイブリッド」の2種類になります。
ハイブリッドモデルは、最新の安全装備「ドライバーモニタリングシステム」を搭載した「アドバンス」のみ。
ガソリンモデルは、ベーシックモデルの「ツーリング」、アクティブモデルの「X-ブレイク」、装備を充実させた「プレミアム」の3種類がラインナップされています。
先行で発売されているガソリンモデルで1番人気は、「プレミアム」グレードとなっています。
個人的には、専用カラーのアクセントがかっこいい「X-ブレイク」のルックスが好きだったりします。
CMでも人気を集めていて、これから若者を中心に人気が出そうですね。
日産・エクストレイルの新車価格

出典:https://www3.nissan.co.jp
たいして日産・エクストレイルの基本グレード構成・価格はこちらになります。
【2.0Lガソリンモデル】
・20S(2列シート)…2WD:219万円/4WD:240万円
・20X(2列シート)…2WD:254万円/4WD:275万円
・20X(3列シート)…2WD:262万円/4WD:282万円
【2.0Lハイブリッドエンジンモデル】
・20S HYBRID…2WD:258万円/4WD:279万円
・20X HYBRID…2WD:289万円/4WD:309万円
(※一万円未満切り捨て)
エンジンは「2.0Lガソリン」と「2.0Lハイブリッド」の2種類。
基本グレードの「S」と上級装備の「X」がそれぞれ良いされ、ガソリンエンジンモデルの「X」は3列シートモデルも用意されています。
さらに、人気のカスタムモデルである「モード・プレミア」と「エクストリーマーX」、先進安全装備などを標準装備した特別仕様車の「Xi」もラインナップされていますが、ここでは割愛します…かなり複雑になってしまうので^^;
シート選択や、カスタムモデルなどあわせると自分の好みに合わせて色々な組み合わせを選べて、まさに「ギア-Gear-」のような感覚のSUVですね。
このクラスのSUVではめずらしく、3列シートを選ぶことも出来、長い間このジャンルを引っ張ってきた人気車種です。
価格比較!
ともにラインナップしている2.0Lのハイブリッドモデル(4WD)を比較すると、ほぼ同じ価格。
しかし、装備などをよくよくみてみるとさすがに新しいフォレスターのほうが魅力的ではあります。
ベーシックモデルの「20S」の4WDは240万円だったり、
カスタムモデルとなると最高50万円ちかく上積みされたりとエクストレイルの価格はピンきりと言った印象。
さすがに複雑です^^;
それと対照的に新型フォレスターは、グレードでの価格の違いが30万円以内におさまっています。
排気量がアップし、フルモデルチェンジ前にくらべ、ベーシックモデルの値段が約40万円あがってしまったというのがちょっと残念ではあります。
アクティブよりの装備がほどこされた「X-ブレイク」のコンセプトは、エクストレイルを意識しているのでは…と思いました。
【スバル・フォレスター】VS【日産・エクストレイル】を大きさで比較!
スバル・フォレスターのボディサイズ

出典:https://www.subaru.jp
つぎは大きさです。
・全長…4625mm
・全幅…1815mm
・全高…1715-1730mm
・ホイールベース…2670mm
・重量…1520-1640kg
・最小回転半径…5.4m
・室内長…2110mm
・室内幅…1545mm
・室内高…1270mm
・荷室高…884mm
・開口部最大幅…1300mm
・荷室フロア長…908-1856mm
・荷室フロア幅…1100-1585mm
・積載容量…520L
日産・エクストレイルのボディサイズ

出典:https://www3.nissan.co.jp
エクストレイルのボディサイズはこちら。
・全長…4690mm
・全幅…1820mm
・全高…1730~1740mm
・ホイールベース…2705mm
・重量…1450~1640kg
・最小回転半径…5.6m
・室内長…2005mm
・室内幅…1535mm
・室内高…1270mm
・荷室高…845mm
・開口部最大幅…1300mm
・荷室フロア長…-1745mm
・荷室フロア幅…1305mm
・積載容量…565L(2列シート)/445L(3列シート)
ボディサイズ比較!
両車ともほとんど同じぐらいの大きさ。
しかし、ボリューム感のあるエクストレイルのデザインに対して、平面的なイメージになった新型フォレスター。
このあたりは好みになりますが、見た感じはフォレスターのほうが運転しやすそう印象がします。
最小回転半径もフォレスターのほうが小さく、取りまわしがしやすそうですね。
さすがにセレナとプラットフォームをともにしているだけあってエクストレイルはホイールベースが長くなっています。
その分、ガソリン2列シート車でのラゲッジスペースの積載容量はクラストップレベルです。
荷物がたくさん載せれますよ。
【スバル・フォレスター】VS【日産・エクストレイル】を燃費で比較!
スバル・フォレスターの燃費

出典:https://www.subaru.jp
【JC08モード燃費】
・2.5Lガソリンエンジンモデル…14.6km/L
・2.0Lハイブリッドエンジンモデル…18.6km/L
【WLTCモード総合燃費】
・2.5Lガソリンエンジンモデル…13.2km/L
・2.0Lハイブリッドエンジンモデル…14.0km/L
いっけん控えめなハイブリッドモデルですが、市街地で上質な乗り心地をサポートする「e-BOXER」。
逆に前モデルから排気量がアップされたガソリンモデルは、高速走行で実力を発揮します。
日産・エクストレイルの燃費

出典:https://www3.nissan.co.jp
【JC08モード燃費】
・2.0Lガソリンエンジンモデル…2WD:16.4km/L-4WD:16.0km/L
・2.0Lハイブリッドエンジンモデル…2WD:20.8km/L-4WD:20.0km/L
クラスでも当たり前のように投入されているハイブリッドエンジンですが、カタログ値とはいえSUVで20km/Lを超える時代になったことにすこし驚きますね。
ネット上では実燃費もそれほど悪くないという評判が多いですね。
燃費比較!
どちらにも設定されているが、2.0Lハイブリッド4WDモデル。
・フォレスター…18.6km
・エクストレイル…20.0km/L
まだ販売前で、新型フォレスターハイブリッドの実燃費の情報は出ていないですが、こちらもあまり違いは感じませんね。
新型フォレスターが採用しているハイブリッドシステムの「e-BOXER」は、燃費重視というよりは走行性能の向上のために電力アシストする走りの重視のハイブリッドとして味付けされていると言われています。
ガソリンエンジンモデルは、排気量の違いもあって全体的にエクストレイルのほうがよいのは仕方がないところです。
まとめ 「買うならどっち!?」
いかがだったでしょうか?
こうやってくらべるまでもなく、エクストレイルのフルモデルチェンジが2013年とあってさすがに分が悪いと言った印象です。
2019年にはモデルチェンジされるのではないかとの噂もあがっていますが、まだまだ未定の状態。
しかし、「タフギア」をテーマに開発されているエクストレイルにしかない遊び心たっぶりなコンセプトも、コンパクトSUVというジャンルにマッチしていて根強い人気です。
個人的にエクストレイルを選ぶなら、カスタムモデルの「エクストリーマーX」が魅力的だと思いました。
でもやっぱり、新型フォレスターはバランスが良いモデルに仕上がっていると感じますね。
あなたならどちらを選びますか?